2010 laminated postcards, envelopes
‘Connecting, Communicating and Continuing…’展 @Kaapelin Galleria (ヘルシンキ・フィンランド)
このプロジェクトでは、展覧会初日までの2カ月間、
毎日毎日一枚ずつ「今日」を象徴するものをラミネートに閉じ込め、Kaapelin Galleriaへ送った。
例えばそれは、今日私達は何を食べたのか、何を見たのか、
どこへ行ったのか、どんな一日を過ごしたのか。
私達にとっては当たり前すぎる、でもリアルな今の日本の毎日。
来る日も来る日も、そのポストカードはたくさんの人の手を借りて、東京からヘルシンキへ届けられる。
その様子はまるで、地球上に大きな1本の線を描くかのようだ。
そして、そのポストカードがギャラリーへ届く限り、
私達が毎日生きて何かを感じていた証にもなる。